台湾の パワースポットで 『金運アップ』なら 紫南宮へ

2018年10月13日

 

どうして紫南宮へ行くことになったのか

 台湾旅行でパワースポットと言えば旅行会社、ブログからは、ほぼ龍山寺と行天宮が第一に上げられる。そしてその次によく聞かれるのは台北一強力な縁結びのパワースポット霞海城隍廟、病気回復、健康長寿を祈れば効果絶大大龍峒保安宮、等々、日本の京都も同じようにパワースポットと言われるが多い。

 そして現地に滞在歴のある私は以前から、富裕層の方々にお金が欲しければ、つまり財運アップとなれば『南投の紫南宮(ツーナンコン)』だと聞いてきた。

それは日本の金運アップのお寺とは違った、体験したことがない不思議なお寺だった。

 本当に紫南宮こそが、『台湾ナンバー1の金運寺』をなのか??台北では事業、不動産業の社長、株取引(FX?)の成功者、などの老若男女問わず何度も聞いてきた。

2018年9月26日(水曜)
 今回、午後からの台中のツアー参加と翌日(27日)が夕方まで仕事がフリーとなったためついに紫南宮へ行けることとなった。台中のツアーの終わりが逢甲夜市近くのマクドナルドの前となっていた。

しかしどうやって行けばよいのか、持参しているノートパソコンとスマホを活用しかないかと思いきや宿泊した逢甲大学と逢甲夜市近くの『Dazz inn Hotel』のフロントスタッフの若い女性が懇切丁寧に日本語で教えてくれた。彼女からも『金運アップできるよ』と言われた。
その情報を得たのち逢甲夜市へ出かけ乱れてしまった。

 逢甲夜市ではアルコール類を飲み、シャワーを浴びまた飲み、疲れもあり早めに寝てしまい、結局、何の知識もなく翌日、紫南宮という処へ行くことになった。

2018年9月27日(木曜)
 バス停の逢甲大学⇒台中干城站(駅)。 終点の台中干城站(駅)に到着。

 台中のバス会社が集まっている通りのバス停。何社も100メートル?位にわたり事務所と言うか始発のバス停が有った。うろうろするとたくさんのバス会社が有った。バスセンターではなく道路上にバス会社が有りその会社の前に大型観光バスが停車する、と言う感じ。 なおバスは悠遊カードなら台北市内は10kmまで無料らしい。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスでの行き方
 
【1】通常、下の路線図の通りで、臺中火車站(在来線の方)か高鐵臺中火車站(新幹線の駅)か、臺中干城站から乗ります。臺中=台中。站=駅。高鐵臺中站=高鉄台中駅
  

 

 

 

 

 

バスの6883及び6188ルートを見ればバスの台中駅(台鐵火車站)からでも新幹線高鉄台中駅(高鐵台中站)からでも行ける。
私は逢甲大学から乗ってきての終点だった台中干城站から乗車。(台中駅へ歩けば10分位。)

6883 台灣好行バス https://www.taiwantrip.com.tw/bustime 溪頭線に11時に発車。車籠埔斷層保存園區駅で下車。
 

実は乗る前に台灣好行バスの従業員に竹山倉庫前(竹山交流道)で下車と言われたが、運転手に紫南宮(ツーナンコン)へ行く旨伝えたら、「車籠埔斷層保存園區駅で降りなさい」 となった。(少し渋滞で遅れ1時間10分ほどだった)。お昼の12時7分に到着した。 (ややこしいが帰りは6188に乗ったがバス停(竹山交流道口)は車籠埔斷層保存園區から大きな道路に出てすぐ左だった)

 

バス料金は?
 これについては悠遊カード(EASYCARD)を使たため不透明。と言うのは往復で125元だったが正規料金は片道92元のはず。

 

 

 

 

 

 

シャトルバスに乗る
車籠埔斷層保存園區で下車したら目の前に大きな鉄柱があった。 紫南宮(ツーナンコン)への小型シャトルバスが停まっていた。10年以上前のマイクロバスで10人くらいしか乗れない。またクーラーはなく窓全開。無料なのはありがたい。

 

 

 

車籠埔斷層保存園區駅では私以外では桃園からの若者2人が下りた。彼らに英語で話しかけると奇しくも、1週間前に京都旅行したばかりと言う事で意気投合。

あとはスマホの翻訳アプリ(Voice Tra)を交えながらのお互いつたないレベルの英語による会話。しかし結果的に彼らのお参り方法など教わることになり助かった。ちなみにVoice Traはかなりの精度であった。 

1人は若いのに本当にかなりの金持ちで「ここ紫南宮のおかげ」と言う熱心な信者ぽかった。信者と言っても年に1回来るだけとの事だった。 それは『借りたお金を返す』と言っていたので最初はわけがわからなかった。

(上の写真からシャトルバスは1時間に1本)
運転手さん曰く「(12時)35分に発車するからあちらで休憩してきなさい!」
そのあちら、と言うのが「車籠埔斷層保存園區」(写真では鉄柱の左奥の建物)        http://cfpp.nmns.edu.tw/Exhibits/Japanese/ 

ちなみに車籠埔斷層保存園區へは本当は入館料が必要だったが若者の一人が「トイレだけ」と言うと入場させてもらえた。実際にはすこし管内うろうろしたが。シャトルバス発車まで約30分待つことになるので、この車籠埔斷層保存園區に入館しないと待つのが大変だと思った。どこからか中年の女性が来て合計4人が乗った。
1999年の大地震に関する博物館。

ここでも戦前に地震について研究された日本人博士の偉業を称えられており感動した。

 

 

 

熱風のシャトルバスは約7分で到着。今回は約90分でお参り、記念撮影、お土産購入など終了。同じバスで同じ運転手で車籠埔斷層保存園區へ。


週末だと物凄い人らしいが木曜日だったので並ぶことはなかった。
若者2人と行動したのでお互いたくさんのスマホによる動画、写真を取り合えた。

 

 

 

このトンネルをくぐると『金運がつく』らしい。
これからの体験は彼ら2人のやり方を真似した。

 

 

 

 

 

 

 

長い線香を6本、たしか100元を箱に入れた。そして常香炉(正しいか未確認)2か所にて火をつけて線香を立て拝んだ。手に線香が無くなると次にこの写真の積み上げられている紙札束?を各自1束、(お金は入れなかった)沢山のお供え物が置いてある机と言うかお供え台の上に置く。その場所を覚えておく。昨年お供え(購入した物)も一緒に置く。


これからがメインイベントとなる。お金を借りる、と言う事で最高600元まで借りることが可能。これを福徳金と言い借りれて願い事が成就したら1年以内に気持ち分お礼を付けて返金するというもの。

紫南宮へ移動して、中に入る。狭くて暗い。

 

たいてい“満員”でなかなか入れないらしい。当日は入れた。狭い。そこで見よう見まねで、神様の土地公に名前と住所、生年月日、お願いごとをお伝えする。そして
赤い三日月の杯筊(ポエと言うらしい)を投げる。(ここでも焼香をするのが正しいらしいが)1回で表裏が出たら600元借りれ、2回で出たら500元、と言う風になる。私は2回目で表裏と、なり500元借りれるかと思った。

そのあとお金を借りに事務所へいき、小さな紙に住所氏名、パスポートナンバーとか記入し最後に金額500元と記入して窓口へ持って行ったら台湾に在住していない外国人は最大で400元しか借りれない、更に500元を担保として渡さなければならなかった。それでもなんかうれしい気分になった。その記入した小さな書類以外の提示は求められなかった。
赤い袋に400元、お借りした。

そして、再び、最初に(いただいた?購入?手に入れた?)黄色の札束を置いていたお供え台に戻り、再び手にして燃やし(適切な表現方法わからず)に行った。写真の通りでどんどん日の中へ紙は吸い込まれていった。

若者の一人は、金の鶏の置物、の様なものを購入。これは祈福金鶏、と言うそうで3,600元。
不思議なくらい、願いが叶うと言っていた。

 

 

 

一応お参りが終わったとの事で、若者の一人が台に置いてあったやかんからお茶(無料)を入れてくれてそのあと、『金の鶏を触りましょう』となった。すでに10人くらいの人が触りまくっていた。

 

 

写真の通りで、触りながら唱えると、お願い事、夢がかなう、との事。触る部分によってかなえられる願いが異なる。
例えば、翼なら『良い嫁と巡り会えますように』、 肛門なら『良い男性と結婚できますように』、私はひたすら卵を。卵は『お金持ちになれますように』 まあ、実際には胸の『家庭円満になりますように』かな。

その後、土産物など見て、サツマイモの甘いものを買い、若者2人と食べて、行きと異なる6188のバスで台中火車站へ移動した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年以内にまたこの地に福徳金を返すことができて来れるのかな・・・来れるよう事業拡大できるか・・・

まとめ
住所: 南投県竹山町社寮里大公街40号
電話番号:(049)262-3722
時間: 7:00~21:00 年中無休
バスでの行き方:臺中火車站(在来線の方)か高鐵臺中火車站(新幹線の駅)か、臺中干城站から乗ります。臺中=台中。站=駅。高鐵臺中站=高鉄台中駅から乗る。
 6883のバスなら車籠埔斷層保存園區、で下車。
 6118のバスなら竹山交流道、で下車で車籠埔斷層保存園區へ歩く(1分程度)。
  そこから1時間に1本のシャトルバスで約7分で到着。

 

【参 考】
紫南宮のホームページ
紫南宮のホームページ